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「企業に合う」とはどういうことか?

石井です。10月も下旬になってきてだいぶ寒くなってきましたね。

サマースポーツ・ウィンタースポーツ、両方やる身にとっては、冬が近づくとサマースポーツが終わるさみしさと、ウィンタースポーツが始まるワクワクとが混在する時期になります。

企業に合うとは?


さて、今日のテーマは「企業に合う」とはどういうことかについて書きたいと思います。

ライト光機の採用において、voicyやyoutubeでも伝えておりますが、経験や専門も大事ですが、まず重要に考えていることは、「当社に合うかどうか」(人柄やカルチャーフィットなどともいわれます)です。

では、「企業に合う」とはどういうことか?

例えば、企業によっては

・「スピードは遅くとも、ミスなく正確にやる」ことが重視される

・「多少のミスがあっても、スピード感をもってやる」ことが重視される

これはどちらが正解というわけではなく、企業の事業内容や経営陣の価値観、風土など様々な要因によって影響を受け、違いが出てきます。

この場合、良い組み合わせは

「スピード重視」の企業に「スピード重視」の方
「正確性重視」の企業に「正確性重視」の方

となります。

逆に、
「スピード重視」の企業に「正確性重視」の方
「正確性重視」の企業に「スピード重視」の方

となると、そこにはミスマッチが発生してきます。

こうした企業と個人の価値基準がどれだけ近しいかが「企業と個人が合う」ということだと考えています。そして、それぞれの企業や個人の価値基準は尊重されるべきものだとも思っており、優劣や正解不正解があるのではなく、無理に変えたりするものでもありません。

ライト光機の価値基準


では、ライト光機の「大事にしている価値基準」は何でしょうか?


・「主張」より「受容」

ライト光機はお客様のニーズに従って製品を作って納める受託型のビジネスモデルです。ここで大事にしていることは「できる限りお客様のニーズに対応すること」です。

こんな機能を入れたい、もっと軽くしたい、こんなデザインにしたい、やっぱり途中で仕様を変更したい、やっぱり納期を早くしてほしい、最終局面での細かい微修正 1台ずつ使用を変えてほしい、など細かなニーズにできる限り答えていきます。

何故ここを大事にしているかというと、当社の売り上げは99%海外で、主に輸出となります。そのため、マーケット情報に関してはお客様の方が詳しいため、我々はそのお客様のニーズをいかに具体化するかに注力しているのです。

この考えを実現するため、人物像でも、「主張」よりもまずお客様(や相手など)を「受容」する価値基準が大事だと考えています。


・「瞬発」より「持続」

ライト光機の製品は工業製品×工芸品のような要素があり、海外の競合との差別化ポイントとして「細かい部分まで妥協せずに作りこんでいるか」という点が挙げられます。最後は職人的に人の手でこだわって仕上げていきます。

若手の活躍とともに、長く技術を蓄積した熟練社員によって支えられている部分も多く、ここで大事になってくることは瞬発的なスピードよりも粘り強く妥協せず作りこんでいくこと、そして繰り返していくことです。世界トップの製品を作るのは、地道な繰り返しの努力が必要で、当社の競争力の源泉です。


自分はどうなのか?


こう書いてきましたが、14年働いている石井の大事にしている部分がこの「受容」「持続」とぴったりマッチしているかというと、実はそうではありません。正直、どちらかというと「主張」「瞬発」が強めかもしれません。そして、石井が「最も大事にしている価値基準」は他にあります(それはまた直接聞いてみてください!)。

ですが、なぜ勤務し続けているかというと、この「受容」「持続」の2つの価値基準は石井にとって、「最も」大事ではないですが、大事だと思っていることだからです。

つまり、

「自分が最も大事にしていることではないけれど、大事だと思うこと」

が合っているんですね。

逆に「自分が最も大事にしていることを、ライト光機も大事だと思っている」

からこそ、続けられているんだと思っています。

そして、もう1つ大事なことは「受け入れられない」価値基準が双方に存在しないことだとも思っています。

つまり「価値基準がぴったり一致する」ことは現実難しいと考えていて、大事にしていることがそれなりに一致し、「受け入れられない価値基準が無い」というから続けられていて、「合う」ということなのかなと考えています。


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