株式会社ライト光機製作所 採用サイト

ご応募
方法

スタッフブログ

ワークライフバランスの理解の仕方

仕事にこれっぽっちも関係ない、今年の目標達成にあと一歩届いておらず、少し焦っている石井です。

さて、先日学生さんとざっくばらんに話し合おうという企画におよばれして参加してきました。

その中でワークライフバランスの話題になったときに、石井がした話を文章にしてみます。


まず、石井はワークライフバランスについて、文字通りの意味ではなく、ワークによってライフバランスを実現する、という解釈をしています。

このことについて石井の好きなテニス(ソフトテニス)の話に脱線しつつ説明します。

石井は中年になった今も、年に数回大会に出場します。若い方々が多い一般の部はとてもついていけないので、中年おじさんの部に出場します。30組くらい出ているのですが、石井は最高でベスト8に入ったことがありますがそれ以上になったことはありません。
そして、ベスト8以上の顔触れは割と毎年固定されています。その人たちはどんな人達かというと、中学・高校・大学のときから強かった人達。さらに言うと強豪校に所属していてその中でも強かった人ですね。

テニスの実力はざっくりと「能力×質×時間」であらわせます。

・能力というのは運動神経やセンス、相手の苦手を見抜く力、精神力などがあげられます。

・質というのはどれだけ試合に勝つために効果的な取り組みをしているかということ。

・時間というのは文字通り練習量ですね。

このベスト8以上の方は、もともとテニスのセンスがあって、かつ強豪校などで指導者の元、高いレベルの練習を、しかも毎日毎日長時間練習してきた人たちです。

で、こういう人達は今はどうかというと、家庭もあり仕事もあり昔のようには練習できません。むしろ、週に1回、下手したら試合前にちょろっと練習しただけ、みたいな状態です。当然ですが、昔のように練習することなんてできません。

でも今まで培ってきたテニスの実力があるので、ちょっとの練習でも、勝ててしまいます。

これをワークライフバランスで例えると、昔はワーク(テニス)に力を注いでいたけれど、今はライフバランスが重視されて、ワークは少なめにせざるを得ない。だけれども、少ないワークでも結果は出せる。つまり、高いワークする力によって、ライフバランスを実現する。これがワークライフバランスの本質だと思っています。(やっと本題(笑))

石井も、昔は結婚もしておらず子供もおらず、親も元気で気ままな一人暮らしでした。だからワークでもライフでもとにかく自分の時間は自由に使える状況でした。

それが、年を経て、結婚して、子供も出来て、親が高齢でサポートをしないといけないとなると、そちらに時間を取らざるを得なくなり、自分の時間とか言ってられなくなります。ただ、そんなときでも今まで培ってきた「ワークの力」があれば時間的には費やせなくても、仕事としては成果を出すことが出来ます。結果としてワークライフバランスを達成できるのです。

逆にワークの力が無い状態でバランスを達成するのは困難というのはテニスの例えも一緒で、そうしたら試合に勝てないだけです(仕事で言うと成果が出ない)。テニスだって強い人はやっぱり高い質の練習をたくさんやる道をどこかで通ってきているんですよね。

なので、ワークライフバランスというのは聞こえが良い言葉なのですが、それを鵜呑みにしてしまうのは後で良くない結果につながると思います。

ワークを高く保つ時期があって、それによって得た力でライフバランスを可能にしていく、こんな理解にしておいたほうが現実的だと思います。
そう!センスもそんなになくて、学生時代も強豪校でも無く、そこまで練習もしていなかった私が、今も大して練習もせず、今まで努力してきた選手に勝とうというのが、おこがましいのですよね、ええ。

それでも、やっぱり試合に出る目的をもって準備して、緊張感のある本番は負けても楽しいので、きっと来年も試合に出ます!

おいしいビール(最近は健康のためにハイボール)のために・・・・・


ページのトップへ